子供をインターナショナルスクールに入れて良かったこと

インターナショナルスクール二児の母のブログ

How to entertain people 日本の学校では教えてくれない事

子供が1年生だったときの事、How to entertain peopleというユニット(学習の単元)がありました。「どうやって人を楽しませるか?」そんな授業です。日本でしか教育を受けてない私は、そんな授業があるんだ!とかなり驚きました。でもこれって、実社会でとても大切な事ですよね。机の上での暗記中心の勉強じゃなくて、これこそ学校でやる意義がある事じゃないでしょうか。1年生なので、そんな凄い技を見せるという事はなく、別になんだっていいんです。歌や楽器、詩の朗読、マジック、ジョークブックから抜粋したジョークの披露、といった発表でした。みんなの前で話すのが得意な子供もいれば、シャイな子供もいますが、全員が発表してどんなふうに聞くかもいい勉強になります。もちろん、発表の後は先生は褒めてくれますし、他の生徒もポジティブなコメントをしてくれます。この単元以外にも、毎週のshow & tellや学んだ事を発表するグループ発表会、こうやって人前で話す練習が学校の学習に日常的に取り入れられて、大人になった時に大きな差になるんですね。

PTAミーティングの司会のママさんのちょっとしたジョークを挟んだ進行のうまさ、結婚式のスピーチが聞いていて面白いのは、こんなところから来ているんだと思います。

必要にせまられると上達する

子供はともかく、大人の場合は特に必要に迫られないと

上達しない気がします。

 

なんか、上手くなったな、って思うときが時々あります。

わたしの場合は、クレームの電話とかメールとかをするとき

本当に必要に迫られると、本気で頑張れます。

 

自分の意見を相手に確実に伝えて、相手を説得するために、

あれこれ言い回しを考えて、相手のいう事がわからなければきちんと聞き直して

ってしてると(日常会話だと少々わからなくてもスルー)、

上達してくると思います。

 

そして、そのとき考えたり調べたりした言い回しとか、調べた単語とか

なぜか忘れないんですよね。

 

そして、ただ日本語を翻訳するというより、

・まず結論を先に言う(相手にどうして欲しいのか?)

・それから、理由などを述べる

というような思考回路で考えます。

 

日本語だと、まどろっこしく、

「お忙しいところ誠に申し訳ありませんが」

といった、どうでもいいフレーズを言わなくちゃいけなかったり、

言い訳が先にきちゃうケースってあるんですよね。

 

もちろん、そういう表現は英語にもあるのですが

たいして英語が上手くないのにそこにこだわると

一体何が言いたいのかわからない人になるので

私の場合はとりあえず省略。

 

日本語を頭で翻訳してた頃は、それで何が言いたいの?みたいなことを

よく言われました。。。

 

特に目的のない女性同士のおしゃべりとか、それほど必死になれないので

身が入らないのは私だけでしょうか。

気軽なおしゃべりを必死でやるのは、ある意味たいへん難しいですね。

 

あなた→おまえ に修正しました

日本に帰ってきて、はじめての日本の幼稚園。

幼稚園児の日本語なんて、口達者な女の子もいれば

何言ってるかよくわからない男の子もいるので

うちの子の滑舌の悪さも、文法の間違いも

みんなにバレてない様子。

 

しかし、降園後に公園で遊んでいたときのこと、

お友達の名前がわからないシチュエーションで

「あなたはー、こっちに行ってー。ぼくはあっちに行くからー」

 

おいおい、どこの劇団ですか?

普通は男の子が友達のこと「あなた」とは呼ばないよー。

 

今でも友達の名前はさっぱり覚えませんが、

「あなた」は「おまえ」に修正済みです。

「僕」は「俺」にバージョンアップしました。

 

時々間違えて、友達のお母さんにも「おまえさー」って

やたら馴れ馴れしく語りかけて、相手もお困りの様子です。

事情を説明して謝罪しますが。

 

何度注意しても、わたしをおまえって呼ぶし。。。

(機嫌悪い時だけ)

反抗期の中学生か。幼稚園児のくせに。

 

先生にも言ってるんじゃないかと心配しています。